2008/11/30(日)
「産まり高い?」
ウマリダカイ又はタカウマリと沖縄では良く会話に出てくると思います。「あなた霊感あるし、タカウマリじゃない?」とか特に女性が集まれば、良く出てくると思います。巷では霊感があり、ユタやカミンチュになる素質がある、と解釈されてるかもしれませんが、本来は霊感とか関係なく、一族または一家を代表して神々に仕える人をウマリダカイといいます。ま、その為には、各拝所をウガンして廻りますので、中にはユタになるためにやってると、勘違いされるかもしれません。現代では一族という概念が薄れてきていますので、一家に一人その宿分(スクブン、使命)を持っている方がいると思います。それは本土でも同じです。そのような方を僕が巡礼で指導しています。中には地域いや国を代表するような分を持っている方もいます。今本土や沖縄でも各門中(一族よりも大きい集合体)でぞくぞく若いウマリが出てきています。さてどんな凄い才能を持った方がいるのか、ワクワクしている今日この頃です。
2008/12/01(月)
「公と個 ウマリダカサン2」
世の中のには、すばらしい宗教が多々存在します。個人で研鑽し神々に使える。
一族、一家、全て入信することも珍しくありません。
沖縄で言うウマリダカサンと言うと、公人として一族、一家を代表して神々に使える。ウマリ以外の人は、「あの人がやってるから良いさー、でも応援しようねー」と言って物心両面で支える。そういう文化が存在します。
本土でも昔の「お伊勢参り」や各種講などは、村や地域の代表が巡礼する場合みんなで費用出し合ってやっていました。
まどちらが良いかはその地域の風土によりますが、特に分を重んじる沖縄では、後者のほうが多いですね。
一族、一家、全て入信することも珍しくありません。
沖縄で言うウマリダカサンと言うと、公人として一族、一家を代表して神々に使える。ウマリ以外の人は、「あの人がやってるから良いさー、でも応援しようねー」と言って物心両面で支える。そういう文化が存在します。
本土でも昔の「お伊勢参り」や各種講などは、村や地域の代表が巡礼する場合みんなで費用出し合ってやっていました。
まどちらが良いかはその地域の風土によりますが、特に分を重んじる沖縄では、後者のほうが多いですね。