2018年8月12日日曜日

神々はいるか?=中ぬ世ーの醍醐味

カウントダウンで近づく新天皇即位だが、琉球神事的には中ぬ世ー
ということになる。御先ウサチは文字通り、最も素に近く神々
に直接拝する。中ぬ世ーは、例えばイエス・キリストなど神の存在を
確信したり体現できた人を通して、神々に拝する。
天皇陛下を通して八百万の神々を拝するのもこれになるので
中ぬ世ーを理解してたほうが楽しめる。
これが沖縄だとウサチがほとんどなので、本土の方が知らせを受け取りやすい。
僕が中ぬ世ーで一番興味深い偉人は、平清盛だ。
現実にこの世を差配し、そのご恩に感謝して、厳島神社を創建した。
神々の御陰を実際に体験した息吹が感じられ、玄人好みな感じ。
その他、お釈迦様、空海、道元、など悟った偉人は神仏を体現してるので
個人で好きな中ぬ世ーを堪能すれば良い。
偉人でなくても、最近弟子たちが登っていた、埼玉秩父三峯神社や
神奈川大山神社なども、昔人力だけで秘境に創建したので、その計画には
確実に神々を体現した市井の人々の「御恩」が込められての行動だろう。
最もはじめに述べたように、神々と対峙するには御先ウサチだけなので
マホメットや空海の偉人たちも、自然の洞窟で修行したように
御先ぬ世~は必須だ。

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