2013年5月30日木曜日

トートーメエー(仏壇^^)は祟らない

仏壇ごとでメール多いのでまとめて回答。

結論から言って、仏壇を持つ、継ぐ、継がない、ほとんどなーんの祟、不足もありません。
しきたりは沖縄でも各地によっていろいろ違うけど、要は王朝文化なんですよね。
琉球王朝やサムレーのしきたりや慣習が元になっています。
特に明治以降、琉球処分によって食い扶持がなくなった首里のエリート層が
ヤードゥイ(屋取)と言う入植、各地に帰農し、その文化も拡散していったというのが
仏壇の元になっています。ですから結構新しい文化なんです^^

仏壇ごとでいつも言われる戒めは

※嫡子ウシクミ(嫡子押し込め)
※チョウデーカサバイ(男兄弟が共に祀られてる)
の二つです。
嫡子ウシクミは普通は長男をさておいて、ほかの男が継ぐこと。要は権力闘争で
争ってはいけないよと言うこと^^

チョウデーカサバイは、その逆で嫡子以外は甘えないで、
立身出世して新しい仏壇を作りなさいってこと^^

そんなの首里王府関係の人は当てはまるけど、権力闘争しようにも
財産も地位もない当時の一般庶民は意味ないじゃん^^ということです。
それに今でこそ普通に米やお供え物はふんだんにあるけど、昔はそれができるのは
首里王府関係の家だけでしたから、仏壇を持ち奉るということは、
庶民には出来なかったんですよね^^
現在でもいろんな事情で仏壇を持つことができない人が多い中で、
それが可能ならば何時もいうように、楽しんでいきましょう^^


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