2015年2月18日水曜日

宮古島巡礼その1



晴れ時々曇り。

暑い。
冷蔵庫の東京から、いきなり初夏のような宮古島にやってきた。
それだけで気分はウキウキだ。

ピカピカの伊良部大橋を渡って、伊良部島へと渡る。
下地島の通り池に着いた。
遊歩道を歩いて行くと、左右に池が現れる。
池だけど、地面の下で海とつながっており、海水だと言う。
「海側の池が月の表で、陸側の池が月の裏だよ。」
さらに進むと遊歩道が途切れている。
が、師匠は月のクレーターのようにでこぼこ、ギザギザした岩の上をヒョコヒョコと進んでいく。
「落ちたら危ないから気をつけて」
ひ~ん・・・ここを行くんですね・・・
オバチャン、行けるかわかりませんよ~
しかし師匠は待ってくれない。
まさしく、ガクブルしながらようやく師匠に追いつくと、師匠は崖の上に立って、下を見ていた。
「ほら、あそこに女神が立っているよ」
恐る恐る下を覗くと、おお!女神だ!
来てよかった。

1.通り池 龍宮
 自分:小さい舟
 師匠:↑それは上弦の月

師匠は海の方を向いた女神の背中に羽が生えてると言うけど、
私には海に背を向けて、慈愛の手を差し伸べているように見えるんだけどな・・・。

つづく





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