神に扮した3人が仮面を着け蔓草のシイノキカズラをまとい、全身に泥を塗り、人や家に泥を付けて歩く。
泥を付けられると厄祓いになるという。
その島尻の港から船で20分ほどで大神島に到着する。
その名の通り、神格が高そうな島である。
素朴な島の家が並んだ坂道を登って、さらに山頂に向かって階段を上ってゆく。
昨日の通り池でのクレーター渡りで筋肉痛となった足には相当応える。
しかし遠見台からの景色は素晴らしく、やはり来てよかったと思わせてくれる。
「これがご神体ね。パーントゥの形をしているでしょ?」
ホントだ!ホントだ!パーントゥだ!
「僕が先にやるから準備しておいて。」
遊歩道の上に自分のビンシーを準備した。
師匠のウガミが終わって、自分のビンシーを持ち上げようとした瞬間、指に「グニャ」っとした感触が!
・・・見ると指に泥が付いている。
「先生!パーントゥだ!」
「あれホントだ!パーントゥだわ!」
厄祓いしてくださってる?
私は今、医者から手術を勧められているが決心できない。(怖い!)
ここで神様が厄を祓ってくださったのなら、本当にありがたい。
「あやかーりだよ。」
神様にあやかれるのだろうか。
どうか健康でいられますように。
3.大神島の神
自分:むきだしの前歯
師匠:↑前歯は表しか見えないでしょ?
君は月の表しか知らないということ。女だから。
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