無事トロッコ道に降りてきた。
M君が来るまで待とう。
日差しはあるが肌寒い、又あのうっすら怖さがやってきた。
じっとしてると眠くなるので、腕立て伏せしたり、帰りのビビリに負けないように、士気を上げる。
証券会社の研修で福知山駐屯地で二週間訓練したのが、こんなとこで役に立つとは
まもなくM君が降りてきた、暗くなるので早速駐車場へと向かった。
途中、振り返ると
あれ?M君さっきのミルク神の雰囲気がないなー
まだまだ明るいが、早足で進む
小学校跡を過ぎると、五時過ぎでうっすら暗くなってきた。
旧正月朔日で闇夜のせいなのか、怖くもなってきた。
でももうすこしだ!頑張ろう!
気合を入れても、ビビル、さっきの士気上げはなんだったんだ?
あいかわらず、吊橋を渡ると、ゴーーゴーーと不気味だ。
ふと、歌を思い出した。
♪わたしは宿無しで~一文無しだけど~心は爽やかです~わたしは宿無しで~♪
終わりのない歌だ!!
小学校低学年の時、ボーイスカウトで百名のキャンプに行ったとき、肝試しで海岸沿いを、泣きそうになりながらずっと歌って歩いたなー、波の音が笑い声に聞こえて怖かった。あの時と同じだな~泣いたやつはずっと、「ママーー怖いよー母ちゃん助けてー」って笑われてたなー男児にとっては最高の屈辱だ!!でもあれで、母親離れが出来、ケリとか入れてたもんなー小学生かー
トンネルが見えた!もうすぐだ
ほんとはもっと真っ暗だが、中だけ電気がついて余計に怖い
もうすぐだけど、怖さは限界だ!!やっと駐車場の明かりが見えた!!
最後の吊橋だ!!右に曲がれば駐車場だが、、真っすぐ行った。
トロッコの格納庫で行き止まりだ。
クックッソーーーバカにされてたかーー
家に帰って母親に蹴り入れたい気分だークッソーーーーー
図のように駐車場への道をちらっと見ると、オムツ履いた赤ちゃんがウジャウジャいた。
ここでやっと今日の怖さがわかった。もののけにバカにされてたのだ
だからキャンプの肝試しも思い出したんかー
すーーと怖さが引いた
駐車場への道もなにもない
最初に登って最後に帰ってきたかー
もう誰も残っていなかった
ほどなくして、M君が戻ってきた
「ヨザさ~ん受付に手袋ありましたよ!!」
おーーそうかーありがとう!!
手袋もメガネのレンズと一緒で2つ無いと役に立たんもんなーなんだろー
急ぎ山道を宿へと向かう、この辺りは国有林で街灯がつけられないらしく、真っ暗闇が続く
途中で工事に出くわした、作業員もびっくりしてこちらに向かって来た。
申し訳なさそうに、後一時間位通行止めだと言う。
男だけが十数人も働いている。やっぱ縄文杉登拝は男の巡礼だなー当たりだ!!
大丈夫、ゆっくりやってくださいと言うと、
ビックリしたようで、チョコレートをくれた。
さぞそうとうクレームでもつけられるんだと思ったのかなー
♪ミルキーはママの味~♪くっそ笑う~~
もののけ達わかりやすかったよ~ありがとう~~
車中でM君といろいろチヂ合わせやれということで
もののけに、たぶらかされたのも、この世のものでないことの証明だよなー
僕は小学校二、三年で10歳前かーこれで50過ぎて女子の閉経と同じで、男もこの世のものでなくなるんだなー理論が当って良かった!!
屋久島のもののけからしたら、ほんとまだまだヒヨッコだなー
だとすると70歳が二十歳くらいかー
これからも面白くなるなーもののけ王子目指してがんばろう!!
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