2015年12月15日火曜日

修士課程卒業

チヂ合わせの面白さが解ったら修士課程修了で次は博士課程へ
独自のものを探す段階に入りますね^^


備瀬龍宮神
くもりのち雨
天気は悪いが、南から風が吹いてあたたかいのが救いだった。
備瀬の海岸に着くと、師匠は
「12時半が干潮だから、少し待って。」と言う。
着替えも替えの靴も持って来ていたが、それを使うのは「海に落ちたら」だと思っていた。

どこに行くのかも知らず、「いつ行く?」と師匠が聞いた。
沖縄滞在は12/9~13だったが、なんとなく「10日」と答えた。
「感入って来るからちゃんととっとけよ」
波で削られたような滑らかな岩肌に囲まれた通路を進むと、横に小さな洞窟があって、そこに拝所があり、部間権現と関係あるようでした。それからお相撲?といった感が入った。巡礼6日前の明け方だった。

「拝所はどこですか?」
「あそこ。」
師匠が指さす先は、島であった。
独立した、海に囲まれた島。
そんなに簡単に渡れるのかしら?
はい!ちっとも簡単じゃありません。(笑)
まず海岸と島の間に流れが急なところがあり、膝の上まで海に浸かって、流されないように踏ん張りながら渡る。
その後は、さざ波が打ち寄せるリーフの上を歩く。
玄武に行った時みたい!
なんだか楽しくなってくる。
しばらく歩くと、今度は岩によじ登ったり、這いつくばったり、もう必死。
ようやく到着した龍宮神は、海岸から島のはじっこに見えた灯台のふもとであった。
伊江島が見えている。
ひとしきり写真を撮る。
御恩上げの準備をしていると、雨が激しくなって来た。
「先生、伊江島はどっちですか?」
「あっちだよ。」
もう伊江島は見えなくなっていた。

御恩を上げ始めると、私は泣き始めた。
よくあるので、「歓迎されてるな」と思う事にしている。
進めていくうちに泣き止んだ。
するとなぜか声が透き通っていた。
え、これ、私の声?いい声だなー。(笑)
伊江島に向かって帳簿を回していると、タンカーが通った。
「先生、船!」
「あ、ホントだ!」
覚えていないが、白い鳥も伊江島の方に飛んで行ったと師匠が言っていた。

備瀬龍宮神

自分:船首、海岸、七五三

師匠:船首は天妃、
   七五三は、スサノオが口から生んだ男神五神、アマテラスが
   口から生んだ宗像三女神。

師匠によると、伊江島のアマテラスと備瀬崎のスサノオが対決した=相撲。
そういえば、今帰仁巡礼でこの備瀬崎に来た時、西田敏行さんに会いましたね!
部間権現は関係なしですか?
師匠「部間と結ばれているんだよ。あそこから各地に結ばれてるさー要は部間より備瀬の方が大きい。普通の神女は部間止まりで備瀬は高ヌブイということ。誰でも御願出来ないんだから自覚しないとね。」
泣けてきます。
師匠「ウガン始めた途端に伊江島が見えなくなり、雨が強くなったというのもウサチの神々が側まで来て、ユタのおばさんだったら気絶してるわwww」
ヒー!それで声が透き通った!
師匠「キミの声じゃないよ、泣いたのがスサノオで声がアマテラス」
・・・た、たおれそうです・・・。

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