ノルマって初めは馬鹿でかい壁のようだったのが
慣れると跳び箱くらいにヒョイヒョイ超えられる。
で会社も考えるもんですねー成績を上げればあげるほど
ノルマが増える＾＾
そうです、預り資産（集めた預金等の合計）で決めるんですよねー＾＾
新入社員の頃は研修みたいなもんですから、お客さんはゼロです。
一ヶ月に新規何件とかのノルマ。ま要はどぶ板営業のお勉強。
テリトリーの地図だけ渡されて一軒一軒廻りローラ掛けるわけです。
それがただ歩いたら30分で終わる。それを一週間でやる。
一日にそうですねー原宿駅からラフォーレくらいの距離。
あっという間に終わります＾＾
で又原宿駅に戻って表参道沿いの一軒一軒訪問みたいな感じでした。
そのテリトリーも新入社員一人一人の個性とか見て課長が決める。
ま～ほんとバカみたいだけど会社ってよく考えてるなーと思いました。
繰り返し何べんもピンポ～ンとかやってると、取れるとこいや、
金持ちの家が解るんですよ＾＾
あの頃僕らが売りたい商品は割引債、今でもあるんでしょうが
本当の金持ちしか買わない。銀行のマル優あった時代です。
国債の特別マル優と郵便局も合わせて一人900万までは無税。
それで家族が五人もいたら4500万無税＾＾＾＾＾＾
金利が一年で6％くらいでした、凄いですよね～
それも使いきった家が買うのが割引債なんです。
無記名式で16％の税金引かれても4％くらいで回るものでした。
で？そうそうホントの金持ちの家ね？
奥様がほんとニコニコしてる。
断るときもですよー。笑う門には福来るってほんとだなーと思いました。
それを会社に帰ってみんなに言っても、誰も本気にしないので
何時の日か僕も忘れたんでしょうね。
ホント今でもくっきり覚えてるのが、ある日本画家のすごい家
床の間の金庫に割引債権の本券がギッシリ。
「あんたよ～気張ってはりますなー今までの付き合いもあるし
少しだけ乗り換えの時お願いな＾＾」
あれは今考えたらアマテラスの笑顔で凄かったです＾＾
それが一億だったんですよ～＼(^o^)／
もちろんペーペーの僕にはダメって言われて
超富裕層顧客として本部に取られました＾＾＾＾
でもそれからも奥様はなにげに店頭に来て
僕の成績にしてくれました。
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